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社交ダンスの教師試験が来月ある。
梅原ダンスの新人くん二人も受験予定。

となりに居る彼らは、勉強している様に見える…

教師試験といっても、世にある国が認めた歴としたものではない。
が、内容的には結構難しいのだ。

世に、先生と呼ばれる職業は幾つ有るだろう?

医者、弁護士、会計士、政治家、学校の先生、ピアノの先生…
どれも先生と呼ばれるまでに、長い時間と努力が必要だ。お金も相当かかるだろう。

誤解してもらいたくないが、世に有る先生の中で、
ダンスの教師ほど簡単に先生と呼ばれる職業も少ない。

一言でいえば、甘い蜜がここにある。

だからこそ、自責の念を込めて思う。
ダンスの先生は自からハードルを設定しなければ、甘い蜜に騙されて骨抜きになっちゃうヨ!


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2011.08.31 Wed l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
心を抜かれた出会いが、人生で三つ。

一つ目の出会いは小学校6年だった…

音楽室にプロのトランペッターがやって来た!
初めて見る金色に輝くトランペット。
甘い音色もさることながら、
金色の曲線を描くラッパのカーブが、何とも僕の心を惹きつけた。

中学に上がり、お年玉を叩いてトロンボーンを買った。
唇の厚い僕は中学の吹奏楽部でトランペッターには成れなかった。
でも、
嬉しくて毎日金色のトロンボーンを磨いて、眺めた。

ある日、僕のトロンボーンは倒れたふすまの下敷きになった。
金色のラッパは見慣れない複雑な曲線を描いた。

僕の心は折れた。

二つ目の出会いは高校1年だった…

吹奏楽部の先輩がバイク乗りだった。
誘われてバイクに乗ってみた。
アスファルトの道が本当に輝いていた。 遠くの景色は陽炎の様だ。

バイクはそれまでの行動範囲を劇的に変えた。
大人になったと思った。

試験明けの朝、僕のバイクはタクシー二台と交差点で衝突した。
バイクは無残な顔になった。幸い身体はかすり傷だった。

親父はひと月の間、無残なバイクを家の前の木にくくり付けた。

心はもう居なかった。

三つ目の出会いは大学1年だった…

4月、サークル選び。
ビックバンド、スキューバー、ミュージカルで迷った。

髪の長い女性に声をかけられた。
彼女の囁き声が人生を決めた。
舞踏研究会だった。

知る程にダンスが好きになった。

心は抜かれたままである。

2011.08.31 Wed l つれづれ l コメント (2) トラックバック (0) l top
長年、自分が生徒として数多くのレッスンを受けて来た。
またプロに成ってからはレッスンをする側にもなった。

教える側、教わる側、両者は共通の認識を得られるという前提で言葉を使う。

これが曲者である。

ダンスほど、言葉の無力を痛感するものは無い…

英国に留学しはじめた頃、来る日も来る日も
言われる事は同じだった。

"Tension Kills Performance!"
"Feel your Body Weight"

入れてるつもりのないテンション。
…入れてないものをどう抜いたらいいのか?

自分では感じてるつもりの体重。
…感じろ!と言われても。

つまり、言葉が自分の頭の中には存在するが、
身体の中には存在しなかった。

存在していないものを、抜いたり、感じたり出来ないのは当たり前だ。
存在していても、感じる事が出来なければ、存在していないという事なのだ。

なかにはラッキーな人もいる。必要とされる意識を既に身体に持っている。
というより、生まれながらにして有るそれ等を、運よく失わなかったのかも知れない。

残念ながら自分の場合、先生の言う事は身体としてチンプンカンプンだった。
でも、「な、何かが違う。」とは感じていた。

習慣というものを変えられるのか?

これは、教わる側、教える側の双方にとって大きなチャレンジだ。

…でも必ず出来る。

そこには、開いた気持ちと、大きな忍耐が必要だ。
でもそれを乗り越えた時、感じる世界の素晴らしさは格別に違いない。


2011.08.31 Wed l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
長くやって来て間もなく37歳の室伏広治選手が、
世界選手権で金メダル取りましたね(^-^)/

「このハンマー投げ、スポーツが好きで自分の可能性が
どこまであるかに着眼点を置いているから長く出来ている。」
とのこと。

自分の可能性…

ダンスにおいては、あの世に行く時をピークに持って行けたら素敵ですね(^ ^)~
もちろん競技の様な激しい動きは出来なくとも。
自分の身体を感じる感性や、音楽のフィーリングを表現したい情熱は
どこまでも、いつまでも成長して行きます。

楽しみですね。


2011.08.30 Tue l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
来年のアジアツアーの内容が煮詰まってきました。

2008年より始まったこのツアーも来年で5年目です。
世界からも注目される、大きなイベントに成長して来ました。

中川勲先生の努力で、来年は日本を含め6大会が予定!
ツアーは東京から始まり、台北、クアラルンプール、北京、台州、マカオと巡ります。
中国での開催は5年目で初めてです。

今年は名古屋でも、素晴らしい大会になりましたね(^-^)

これからツアー絡みの仕事も増え個人的にはシンドイですが、
自分もアジアオープンの一ファンとして頑張ります!

2011.08.29 Mon l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
…東京で会議でした。
月に2回、JDCとJNCPDの会議。
どっと、新幹線の席に腰を降ろしたとこです。

JNCPDとは3団体の連絡協議会で、
統一全日本戦の事など話し会われます。

今日は、9月18日にJCF主催で行われるギャラクシーに
JDCから58組のエントリーが有るとの報告も有りました。

個人的には、この様な形で少しずつ融合されて行くのを嬉しく思います。
2011.08.29 Mon l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
ランブルスコとは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州で作られる
天然弱発砲性の赤ワインである。

つまり、赤のスパークリングワイン。

ルッカがまだイタリアでレッスンしていた頃(現在はアメリカ)、
留学中の楽しみは、夜な夜な繰り出すピッツェリアでのランブルスコ。

まず、安い。
そしてこれが美味い~

ファンタグレープとまんま同じ味。…なのに酔っ払える。

あの味、忘れられないよ。



2011.08.29 Mon l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
梅原ダンス11周年パーティのプロショータイム、
オープニングはメンズ6人でEXILE!

小宮っちがビール片手に徹夜で振付。
夜な夜なシゴく新人3人組、今年はリキが入ってるぜ。
俺もブリブリいわしたる。服部くんのダメだしにもメゲるなよ!

…メンツの紹介…
チョウちん(村田)
冨たっち(冨田)
俺(社長)
哲也(横田)
小宮っち(小宮)
俊也(村澤)

皆、頑張ったもんな! やってやろうぜ!!
(チョウちんなんか、生まれてはじめてわき毛剃ったしな)

安藤さんのど派手な前ふりで上がる照明…

出だし好調!
お客さんもノッテルんじゃないの~
(さあ、端から順に時間差アクションだ!ビートを叩け)

さあ、ここだ!

「あれ、冨たっ ち。俺の。右に、いるんじゃ、なかった、け?」
ガ~ン… こいつ
完全にいっちまってる。

小宮っち…ゴメンよ。お前の苦労は泡と消えそうだぜ。
つられて俺も舞上がっちまった。…ナサケナイ。

「先生、切腹します!」冨田
「…、…」(お前が切腹なら俺もだよ~)

「小宮っち、悪い間違えちゃったよ(^ー^)ノ」明るく言ってみた。

「すみません! 初っぱなに一人俺だけ反対向いてました(^O^)/」と小宮っち。

…ありがとう、小宮くん。

2011.08.28 Sun l つれづれ l コメント (2) トラックバック (0) l top
28歳の夏、
会社を辞めてロンドンへ。

8月のロンドンは綺麗だった…
でもそこからが日増しに短くなる太陽、と所持金。

12月の空、いったい今日は日が出たんだろうか…
上達しないダンスと、灰色気分。

そんな時、南フランスへダンスツアーの話が舞い込んだ。
その頃、ロンドンにいる日本のアマチュア選手は珍しかったので声が掛かったらしい。

飛行機代、宿泊費も出るらしい!
行こう。

トゥールーズという地名だったと思う。バスで旅しながら
小さな町を巡って試合をしていく。色んな国の若者達。

途中、田舎風の食堂に寄ってランチ。
壁の色はオレンジ色。眩しい、明るい、気持ちイイ。

3つ目の試合会場…フロアは坂道だった。

でも、この時の色んな景色を今も覚えている。
…教室を建てる時、迷わず壁をオレンジ色にした。


2011.08.27 Sat l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top
心地よい 、気持ちイイ~、夢心地♡

発表会の後、
「先生、夢の様でした…♪」

…そんな風に生徒さんに言われるとやっぱり嬉しいですわ( ´ ▽ ` )ノ

疲れも吹き飛ぶ~
生徒さん自身も良い動きをしたんだね。

良い動きは、それ自体が自分でするマッサージ。
身も心も癒される~♪






2011.08.27 Sat l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top