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先日、テレビの人生最後の講義みたいな番組で、
立命館アジア太平洋大学の学長 出口治明さんの講義があった。

印象に残ったのが、「物事をフラットに見る方法は、縦、横、計算です」という言葉。

何か問題がある時、その事に対して、まず自分自身で考えてみる。

その時、
縦というのは、同じ様な問題で、過去に事例はないか?を見る。歴史です。
その時、人々はどの様に考え、経験し、反省し、教訓を得たのか。

横というのは、同じ様な問題で、世界は、他の国は、他の業界は
どの様に考え、対処して、反省点も踏まえ成果を上げているか。

計算というのは、エビデンス。実際にデータとして出ている事実。そこから計算で導き出せる事。

この3つを考える事で、今直面している問題にフラットに対処出来る、
という事を仰っていました。

今、我々社交ダンス業界で直面している問題の一つに、
「withコロナ時代の競技会」があります。

正直、意見が二つに分かれます。

それぞれが自分で考え、意見が分かれる事はとても健全で、その綱引きの様な状態から、
様々な現状認識や良いアイデアが生み出されて来てます。

ただ単に、今までやってたんだから、という理由だけでなく、
真剣に考え、綱を引く。

今、本気モードの綱引き。手が痛い。

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2020.08.27 Thu l つれづれ l コメント (0) l top
競技会なんてあって当たり前。

選手時代はずっとそう思ってました。
アマチュア10年、プロも10年。

選手は競技会に出るものだし、
競技会はあって当たり前。

引退して、競技会運営サイドにまわり、十数年が経ちました。
準備、準備、準備の月、月、月、

見える景色は段々と変わって行きました。
競技会って、誰のためのものなのだろう?
そんな疑問を持つ様になりました。

選手の為? 観客の為? 役員の為?
自問自答は続き、答えはありません。

でも確かな事がありました。

えー、こんな大きな大会なのに賞金これぽっちかよ!
「ふざけんなよ」
選手時代は思いました。

今、その言葉を伝え聞くと、思ってしまいます。
「そんな事言わないで〜、つらいわ」
2020.08.25 Tue l つれづれ l コメント (0) l top
「それは誰から聞いたのかい?」

幕末、勝海舟が彼を暗殺にやって来た志士に投げかけた言葉である。
当日は天誅、天誅と叫び、勝海舟の様な開国派の人間を斬りに来る輩が少なくなかった。
当時の時代の流れに熱くなる若い志士達

「お前さんたち、何か勘違いされとるよ。
それは、誰から聞いたのかい? 自分の目で確かめた訳じゃないだろう。
自分の頭で考えなきゃだめだ!」

と、勝は呼びかけるのである。

コロナで混沌とする昨今も、
周りの意見に同調するだけで無く、
一人一人が自分で考える時代に来ている様だ。
2020.08.22 Sat l つれづれ l コメント (0) l top
よく「体幹を使う」って言うけど、
体幹は、使おうと思って使えるものなのか?って思う。

使えるもんなら、とうに使ってらあって。

使えないから聞いているのに、身にならない答えばかり。

気がついたら使えてました!って話し何処かにないのか?

あったかも!

それは、「勝者のポーズ」

『60過ぎたら筋トレ』(船瀬俊介)という本で紹介されている
筋トレ、四つの基本ポーズの ①勝者のポーズ

このポーズを一日一回、全力で5秒以上やると何だか身体が変わって来る。

難しい事言わずに、まずはポーズを取ってみる。

その気になって、全力で勝者のポーズ。

ただのポーズも毎日やれば、いつしか身体つきになり、
そんな身体つきで毎日動けば、いつしか骨格となる。

そんな気がする。

これ意外といいかも (^.^)

2020.08.21 Fri l つれづれ l コメント (0) l top
車の記事を読んでいて、「トラクション」
という言葉の意味が分からず調べてみた。

ある人のアンサー
…「綱引き」の場合、
引く力が強くとも、握力が弱ければ、相手に引く力になりません。
この場合の「相手を引く力」がトラクション。

引くと押すが反対になるが、
ダンスで言えば、フットプレッシャーが握力、
では床を押す力は何処から来るの?

身体の中の、何処がエンジン(パワーの源)で、それをどう床に伝えているのか?

このことをキチンと考えないと、
「当然という名の曖昧さ」のままきている気がする。

2020.08.17 Mon l ダンス・動作の考察 l コメント (0) l top
『こんなに空を丁寧に見ることってない、

言い換えるとそんなに丁寧に

自然を感じながら過ごすってあまりない…』

書家 紫舟(ししゅう) さんは、香川県 直島にある地中美術館(安藤忠夫 設計)
がお気に入り。

現代美術家 ジェームズ・タレルの
『オープン・スカイ』という作品がある。
部屋の天井が、四角く切り取られている空間自体が作品。

見上げて、四角くい空を鑑賞します。

その時の彼女の言葉が、冒頭です。

私は、身近にありながら丁寧に見ることのないものに、
『歩くという自然』があると思います。

この自然を、どの様に切り取り、
鑑賞するか、毎日楽しみたい。



2020.08.17 Mon l つれづれ l コメント (0) l top
最近のマイブームは『立甲』だ。

運動科学総合研究所の高岡英夫先生が提唱する肩甲骨の状態、
使い方。著書「肩甲骨が立てばパフォーマンスが上がる」

もう一つ、最近手にしたのが
「肩甲骨は閉じない、寄せない開いて使う!」柴雅仁 著書

この本に書いてあるトレーニングが最近の日課になっている (^.^)

四つ脚動物は当然前腕を通しても地面を押している。
その時の肩甲骨の状態が立甲。

例えば、ライオンの歩く姿がいい例だ。
肩甲骨がどうなっているか。

四つ脚で歩く事をやめた人間だが、
もし上体の力を上手に使うとしたら、それはやはり
地面との関係が必要となる。

自分の解釈だが、
もっと言えば、人間の上体は下半身によって運ばれるだけのものではなく、
上体自身も地面を押していると考えるなら、
四つ脚で習得した立甲が有益になるのでは。

教室にいる招き猫の腕の上げ方が、
「立甲」している様に見えて来た。

ライオンと招き猫。

2020.08.17 Mon l ダンス・動作の考察 l コメント (0) l top

BMW

雑誌の裏の広告に目を疑った、
BMWの広告だ。

「持続可能な歓びを。」とあった。

あれ〜、今迄づっと「駆け抜ける歓び」だったじゃん!

僕はこの「駆け抜ける歓び」というフレーズが大好きだ。

ダンスでいうと、立っている脚・足がしっかりとフロアを捉え、
フロアに力を伝える事で、今度はフロアが身体を持ち上げ、前へと押し出してくれる。
その間のなんとも言えない高揚感を味わう、一歩一歩。

車が大地にその足を食い込ませ、力を大地に駆ける。そして動力を伝えて抜ける。
その間の感覚を、車の操縦車にも不快にならないバランスで、
でもしっかり伝えるという事に歓び、価値を持つ。

これが、「駆け抜ける歓び」だ。

僕の手の届く範囲の車では、BMWにはその歓びがハッキリしていた。

もちろんエコは必要だろうけど、
そもそも車を動かす自体の必然性が今後減少していくのだろう。

乗り物に乗るという行為自体が、何かの為でなく、
歓びの為になる。

ダンスでいえば、身体という乗り物に乗る歓び。





2020.08.16 Sun l つれづれ l コメント (0) l top
身体の中にある骨で、おそらく最大のものが大腿骨。
それが、身体の中に二本ある。

以下は、運動能力開発研究所の栢野忠夫さんの著書から、

骨の形状は、『その骨がどう動きたがっているか』を伝えている。
…大腿骨は上腕骨と異なり、極度にL字形状になってます。
この形状は、ひるがえりやすい特性を持っている。
(つまり、回旋しやすい)
このL字形状の特性から来る、大腿骨が内外旋しやすい形をしていると言うことは、
動作に置いてそれが重要である事を意味しています。

以下は、「中国武術完全マスターブック」内、揚進(よう すすむ)さんより、
股関節の内旋・外旋が武術の極意だ…
(股関節の内旋・外旋とはすなわち、大腿骨の内旋・外旋と思われます。)
…腰を下げていくときには股関節が外旋しているんだよ、
という事は、上に上がっていくときには内旋しなければいけないんだ。
…重量挙げでバーベルを持ち上げるときも、真っ直ぐ上げるのではなく
左右の股関節が交互に外旋・内旋を微妙に繰り返しながら一種の揺れを伴っている…

以上、各抜粋。

骨の形は、その骨がどう動きたがっているかを語っている。
骨の形(声)に耳を傾けよう。
自分の骨は、何をしたいのか。

先生が教えてくれるのでは無い。
自分の骨が言っている。



2020.08.16 Sun l ダンス・動作の考察 l コメント (0) l top
好きな画家に、熊谷守一がいる。

晩年、自宅から殆ど外に出ず、
昼間は庭の中の観察で時間を過ごす。

アリを見たり、金魚を見たり、かまきりを見たりしている。

実際に絵を描くのは夜。

彼の一日を見ていると、まるで
観察が主で、絵を描く方がおまけの様に見える。

観察そのものが楽しくて、楽しくて。

もしかしたら、画家の本質ってそこにあるのかな。

ダンスを踊る事も、似ている。

毎日毎日、同じステップを繰り返す。
何をしてるかと言えば、身体の中の観察。

感じて、感じて、何かを発見する時がある。

パーっと、何かが開けていく。

画家のモチーフ、ダンサーの身体。定点観測。
2020.08.14 Fri l つれづれ l コメント (0) l top