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10月8日に、教室主催のダンスパーティーを行います。
例年はホテルで開催しますが、今回は場所を変えこじんまりと。

今回プロショータイムは卒業生のデモ以外、フォーメーションなどの出し物が無いので、
過去の出し物を10分ほどの映像にまとめてみました。
当日、ディナーの最後にプロジェクターで流す予定です。

題して、『梅原ダンススクール 20周年記念 思い出のダンス劇場』

いや〜、振り返って見て、懐かしくて、そして面白かった!
毎年、毎年、苦労してやって来たからね。

やっぱり大変だけど、何かをやるって、後になって振り返ると
楽しいもんだね。

今回は、パーティーをやる事自体が、一つの出し物みたいなもんだから、
何年か後に、懐かしく思い出されるんだろうなあ。

あともう少し、気を引き締めて頑張るぞ。
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2020.09.24 Thu l つれづれ l コメント (0) l top
今日の中日新聞の一面に、知っている顔があった。

その写真は、マスク姿のホテルマンで、宴会場の音響ブースに座っている。
苗字は知っていたが、新聞によるとフルネームは、早川博幸さん。

51年の歴史を閉じる名門ナゴヤキャッスルで、開業翌年の入社から
一貫して音響照明を担当してきた、と記事にある。

「えー、そんな、凄いキャリアだったんだあ。
まさに、プロフェッショナル」
と、心の中で叫んでしまった。

パーティーの当日、打ち合わせでよくお目にかかった。
特に、ナゴヤA1クラブが主催するクリスマスパーティーでは、
外人ゲストと緊張した直前打ち合わせでも、早川さんはいつも物静かに聞いていた。

正直、「このおじさん(早川さん、ホントごめんなさい🙏)、分かってるのかな…」
私は、音響照明のプロフェッショナルに不遜にも、こんな事を思ってしまった事があった。

今振り返ると、直前の短い打ち合わせなのに、
一発勝負の音響照明はいつも完璧だった!

スミマセン、早川さん、
長い間、本当にありがとうございました。


2020.09.22 Tue l つれづれ l コメント (0) l top
「先生、石つけます〜?」
先日、馴染みのドレス屋さんから電話があった。

「そうだね、頼むわ! カッコよくね、」
と答えた。

ドレスの話しではない、マスクなのだ。

10月のパーティ用に特注のマスクを頼んだ。
燕尾に似合いそうな白地のを2枚。

どんな感じか、出来上がるのが結構楽しみ〜

10年後マスク姿の写真を見たら、あ〜あの時のって、
すぐに2020年を思い出すんだろうなあ。

マスク•マスカレード、仮面舞踏会だなぁ。
2020.09.22 Tue l つれづれ l コメント (0) l top
悔しかった事、
ある人は、自分がこんなに悩んでいる事を、
何の問題も無く、軽々と超えて行ってるって事。

そんな事実に最初に気づいた時、…ボー然。
その次からは、慣れてくるんだけど、

私の悩みは、
前進の時、骨盤が脚の上をスムーズに通過して行ってない様な感じがする事。
何だかお尻が抜けてる様な、変な不足感、不自由感があった。

最初に感じたのは、
30歳を少し前に、ラテンの世界チャンピオン、ユッカ•ハパライネンのレッスンを受けていた時だ。

彼のルンバウォークを見るたびに、自分が違うって事が
身にしみて分かって来る。(そりゃ、そうだろう!)

そして習っても、出来ない。
身体が固いからかと、ストレッチをしてみたが、
やっぱり違う。

何だかなぁ〜

やっぱ、骨格が違うからしょうがないんだ!
と、思おうとしたが、
大切な何かが置き去りにされてる感は、ずっと付きまとう。

30歳を超え、ボールルームに絞ってからも、
結局、同じ課題が迫って来る、来る〜

友人を見ると、別にそんな事には悩んでないみたいだ。

随分、月日を重ねたが、分かった事は、
沢山のアドバイスを受けても、
結局、自分の身体は、自分で掘り下げるしかないって事かな。

この癖のある身体を感じているのは自分だけ。

やっかいだけど…、楽しいなぁ。


2020.09.21 Mon l つれづれ l コメント (0) l top
例年4月に、ダンスの教師協会の総会がある。
今年はコロナで開催出来なかったが、
その時に、義務講習という教師会員向けの講習会がある。

今迄、整体師の先生や、元オリンピック選手やコーチの話、
ボーカルの先生や、リズムの先生の話もあったなあ。

それぞれに興味を、そそられる話もありました。

思うんだけど、お医者さんの世界ではよく論文を発表したり、
学会で集まって研究や、臨床での知見を広め合うみたいな事が常に行われている。

生命に関わる事だから、大事な情報はみんなでシェアしようという発想なのだろう。

最近よく見るテレビ番組で、「関ジャム」がある。
音楽プロデューサーや、プレイヤーなどなど
音楽業界に生きる人が集まって、あの人の何が凄いかとか、
この演奏の何が難しいかなど、いわゆるオタク的な話を交わす。
スッゴイ面白い。

ダンス界ももっとそういう場があっていいのにな。

大事な情報は、お金を払って習いに行くのがこの世界の慣習だけど。

普通の教師、一人一人が、
普段の疑問や、つまずきや、矛盾を表現する場があったらいい。

技術的な話を交わせる場が、飲んだ席だけと言うのは勿体ないよね。



2020.09.19 Sat l つれづれ l コメント (0) l top
18歳で初めた社交ダンス、
かれこれ38年も経ってしまった。

その時間を振り返ると、個人的ないくつかの発見と、それと同じ数の個人的な矛盾を抱えてしまった。

その矛盾は、例えば
頑張るのか、脱力なのか
下半身優先か、上半身か、
動きか、形か、
感覚重視でいいのか、 成績重視か
……、

何を発見するかは、そもそものその人の、良く言えば資質、
悪く言えば癖によっていろいろだ。

何が、その人に引っかかるかは全く個人的な出来事だ。
そこに価値評価はない。

まず、その時貴方は何を発見したのか、
そしてその先にどんな矛盾を抱えたのか、
実は、いろんな人に聞いてみたい。

キャリアが高い低いの話ではなく
正しいとか間違っているとか、そういう話でもない。

答えなんて、そもそも無いかもしれない世界で、
この個人ストーリーほど面白いものはない気がする。
そしてその話は、誰かの何かに引っかかるかもしれない。

赤裸々なストーリー。

2020.09.18 Fri l つれづれ l コメント (0) l top
私は、ダンス競技会を主催する団体に所属する人間だ。

選手のうちは、その競技会での成功を夢見て、
引退したら主催する側に回る。

相撲の世界に似ているのかな。

日本には、現在歴史の古いものから、新しいものまで
いくつかの競技会主催団体が存在している。

興業主といえばそうだが、実際には手弁当で運営されており、
興業を生業としているわけではない。

そんな中、このコロナ禍で、この中部エリアを見ても、
試合を断念する団体もあれば、
何とか行おうとしている団体もある。

「我々には競技会を行う義務がある。」

確かに、競技ダンスの発展の歴史を振り返ると、
技術の発展の節目節目が、大きな大会での出来事として語られる事がある。

それを見ると、あ〜やっぱり社交ダンスの世界に、
競技会がある事は大事なんだなぁって思う。

でも、義務があると感じるより、
そこに「存在意義」があると思いたい。

やりたいから、やる。
そんな仕事は楽しいし。
2020.09.12 Sat l つれづれ l コメント (0) l top
世の中には、言葉が溢れている。
身体は言葉を持たない、が、確実に何かを伝えてくれる。

コマーシャル、店頭、人の口々……
世の中は言葉に溢れている。

身体は言葉を持たないが、必死に悲鳴を上げながら伝えて来る時がある。

例えば、口にした食べ物は身体の中に入り、
きっと様々な宇宙レベルでの化学反応が起きている。

世の中の言葉に従って、口に入れてきたそれらは、
本当にそれで、良かったのか。

自分の身体の声を聞きながら、試してみたい。

身体のエネルギー代謝には2通りあるみたいだ。
どちらが自分に合うのかを。

…ところで、ハート♥️も言葉を持たないが、

それを言葉にして伝えるのが、ロックンローラーだろうか。

最近、宮本浩次にハマりそうだ…
あ〜、叫んでみたい。
2020.09.12 Sat l つれづれ l コメント (0) l top
やっぱ、教科書はいい事書いてあるな〜

True genius residents in the capacity for evaluation of uncertain, hazardous
and conflicting information.

教科書の裏表紙に書いてある言葉だけど。
ダンスの道を進んで行く上で、
教科書の中身全部忘れても、
この言葉が有れば何とかやっていける。

そう、思わせてくれるよ。

単語の意味は全部は分からないけど、
conflicting information、矛盾した情報に
capacity、寛容になれ
っていう事だよね。

この言葉は、英国の首相だった、
Winston Churchill の言葉らしいけど、
この言葉を選んで教科書に載せた
英国ダンス界の先輩、
Thank you!

2020.09.10 Thu l つれづれ l コメント (0) l top
教師試験の講習の為に、テクニックブックを見返している。

でもついつい、興味はステップの事ではなく、
本の冒頭に1ページ割かれて書かれている、モダンボールルームダンスの歴史の文章にいってしまう。

ざっと見ると、ボールルームダンスは約100年ほど前に今の原型が形作られたみたいだ。

『たかだか100年なんだあ』

ワルツの両足が、ハの字ではなく、両足を並行に揃える様になったのも、
全回転するダンサーの問題を、基本的な回転量の3/4で組み立てる、
今では当たり前の“ダイアゴナル”ワルツの起源も、

ハリーフォックス、彼特有の歩き方から、フォックストロットが生まれ、
そこからクイックステップが分かれて誕生したのも、

タンゴが、アルゼンチンからフランスを経由して広まったのも、
つい100年ほど前あたりらしい。

テクニックブックの裏表紙にビルフィリップが書いている…
「テクニックは、一方では人体の力学的な動きと、他方ではまだ変わりゆく動向により、
未だ完成されていない。…」

ある踊りの本に書いてある文章に同感する、
「自分がやっている踊りが、踊りの歴史のどこの部分に位置しているのか、
どの様な経緯でその踊りができているのかをはっきり知って踊っている限り、
どんな踊りを選ぼうが、本人の自由です。知らなくてたまたまやっているのと、
知って踊るのでは、大きな違いがあります。」

全ての踊りの歴史を見れば、社交ダンスはそのほんの一部だし、
それまでに多くの、多くの出来事や、人が、そのそれぞれの踊りを繋いできた事を知ると、
目の前にあるステップ一つ一つやテクニックが、すごく生々しく感じられて来る。

ヤバイ、やっぱりダンスは面白い。

2020.09.07 Mon l つれづれ l コメント (0) l top