観光地としては人気の無いと言われる名古屋、
数少ない巡る地として、熱田神宮がある。
熱田神宮は、ある剣を祀ってあるそうだ。
草薙の剣。
古来、スサノオがヤマタノオロチを退治した時、その尾から見つかった神剣。
そんな事もあり熱田神宮の宝物館には、沢山の日本刀が展示されている。
中国から伝わった刀は直刀という真っ直ぐな刀。
日本刀はその後、「反り」の入った湾刀が主流になる。
直刀は、相手の肩から切り込むとグッと力を入れて下に押し下げないと切れない。
どちらかというと、突き刺したり叩き切る感じなのだろうか。
それに対して日本の湾刀は、肩から刀を入れ、手前に引く様にするりと切る感じ、…らしい。
日本人の体型や基本動作に適しているのだろう。
ダンスをやっていて、文化によって『歩く』動作そのものが違う様に感じる。
剣という生き死にの道具も、文化によって違うみたいだ。
現代に生まれてよかったよ。
違いを、生き死にではなく、楽しくダンスで感じれるからね。