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イギリスについて、思うのはマグカップ。
今朝もホテルの朝食をとりながら、椅子はヨーロッパの物にかなわないというが、
マグカップもそうかな、と思う。

近くのスーパーに行くと、4,5ポンドで素敵なマグカップが沢山ある。
見た目のデザインではなく、持ち易さ、置き易さ、飲み易さのバランスが
いい。

名古屋人の喫茶店文化以上に、イギリス人にとって紅茶を飲む事は
ごく日常の流れのなかにある。そんな日常の習慣のなかで使い込まれて来た道具の
強みだろうか。

昨日の夜は、ボーンマスの町について、ホテル近くの中華レストランで
師匠と食事をした。

あるアジアの国のまだ若い選手との話を聞いた、
才能ある彼は、世界でも準決勝まで駒を進める有望選手であるが、
もう引退するのだそうだ。
師匠が理由を聞くと、世界ではこれ以上頑張っても絶対決勝には上がれないから、とのこと。

話は、師匠の現役時代へ飛ぶ、
日本で活躍するようになっても、やはり世界の壁を乗り越えられなかった頃、
何が違うのか知るために、1年間英国に留学。一般の家庭にステイし英国の生活そのものを
経験するのが目的だった。

そんな中、たとえば、親が子に接する態度を観る。小さいころから一人前の大人として扱かわれ、
責任とともに自分を考えを持つ事を教えられる。
大人同士、男女間、家族、コミュニティの中で、どうやっていい関係を築いていくか。
そういったもろもろの事が大変な勉強になったそうだ。

他人とのコミュニケーションの取り方。
自分の考えを持ち、主張するという事。

そういった、文化の中でボールルームダンスは生まれた。
日本やアジアの文化の中では、生まれ得ないスタイル。
日本には、日本の舞踊があるように。

そういうボールルームダンスの生まれ出でた本質を学んだ事で、
師匠は世界の壁を乗り越えた。

先のアジアの選手にもその事を伝えたかったそうだが、既に引退を決めた後だった。

技術や身体能力だけでは越えられない、何かが存在し、そこに難しさと魅力がある。
ダンスが単なるスポーツではない、文化的芸術的要素を含む証しでもある。

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2012.01.16 Mon l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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