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最近思う事に「無意識の振る舞い」がある。
私達日本人にとって、無意識の内にしてしまう、ある行動がある。

それは、「しゃがむ」こと。

別の言い方をすれば、日本人が持つ特殊技術ともいえる。
何かをしようとする時の、直前の身構え方ともいえる。

あまりにも自然で無意識に行われるので、
そうしている事に自分も、周りも気が付く事は無い。

踊る時にも、しゃがんでから何かをしようとする。

それに対して、西欧人の無意識の振る舞いは「引き上げる」こと。
彼らは無意識に引き上げ、それから何かをしようとする。
彼らの身構え方なのだ。

何故、日本人と西欧人でその無意識の振る舞いが違うのだろうか?
それはその後の目的とする動きの向きが反対だから。

日本人はしゃがんでから「掬い上げる」文化。
掬い上げる、下から上のエネルギー。

西欧人は引き上げて「上から叩く」文化。
上から叩く、上から下のエネルギー。

例えば食事。

日本人は食べ物をお椀に入れ、お椀そのものを下から持ち上げて口元に運ぶ。
西欧人は食べ物をお皿に載せ、ナイフとホークで上から切り刻み、上から刺してから
口元に運ぶ。

エネルギーの流し方が違う。
方向が反対。

カップルのレッスンをしていて、よ〜く観察していると、
やろうとすればする程、「しゃがんで」から何かを処理しようとする動きが分かる。

これは良し悪しの話ではなく、私達日本人の無意識の振る舞いであり、文化なのだ。

実は自分達とは何か、何をしているのか、を探求する事は愉しい。





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2020.03.30 Mon l ダンス・動作の考察 l コメント (0) l top

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