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「本日未明、木曽川の鮎が、転倒のため死亡しました。」

というニュースはない。

何故なら魚は、転ばない。(ついでに言うなら、溺死もないけど…)

人間は、よろめき、つまづき等の転倒で、年間6000人近くが亡くなるそうだ。

陸上動物、特に頭が高い位置にある人間にとって、
転倒は、潜在的かつ最大の「恐怖」なのかもしれない。

打ちどころが悪ければ、命を落とし、
高齢者では寝たきりになる事も。

また、この潜在的な怖れは、身体を常に安定させようとする衝動に人を導く。

『人間が、どんな姿勢をとるかなんていうのは、
どれだけ効率的に、疲れずに労働出来るかにかかっているんじゃないの。
とにかく一番大事なのは、身体を物理的に安定させる事でしょう。…』
                  (「身体の人類学」菅原和孝より)

私は、この地球の陸地には水分を多く含んだ柔らかい土地と、
主に石で出来た硬い土地の二種類があると思ってます。

転倒という恐怖に打ち勝ち、身体を物理的に安定させる方法が、
その寄って立つそれぞれ土地の性質によって、変わってくるのではないでしょうか。

ダンスをやって、見てきて、
欧米人と日本人の間にある立ち方、歩き方の違いが
その寄って立つ土地の違いと、それへ安定させる方法の違いにある様に思えます。

日本人は何故すぐにしゃがむのか。
欧米人は何故胸を張っているのか。

そりゃ、そういうもんだろう。

でも、必ず理由があるんですよね。






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2020.04.02 Thu l ダンス・動作の考察 l コメント (0) l top

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