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見えて来たもの (1) 、よりつづき…

予選を終わるごとに、自分がいいと思う選手が残って行く事もあれば、
いつのまにか、いなくなっている事もある。

大きな大会であれば、審査員の数は13~15名、
多数決で判断されるので、本当に力のある選手はおおよそ残って行く。

最初200組近くいた選手が、
120、96、48、24組…と、だんだん削り取られて行く。

審査しながら考える。
何が違ってこの人等は残って行くのだろう?

相変わらず全身の神経を尖らせ、
今迄の、自分のダンス人生箱を全部ひっくり返して、
目の前のダンスに食らいつく。
頭の中は疾走するレーサーの様だ。

96、48、24、12組…

削り取られて行く度に、少しづつ何かが見えて来た。
残る人たちは、形の美しさやスピードは当然だが、
より洗練され、自然で、音楽性に富んでいる。
それがどこからくるのか…
全身に汗をかきながら、めまぐるしく自問が続く…

……、うん、…彼等は抱擁しているのだ。
ホールド。つまり保つ事ではなく。
ホールド。そう抱き合っているのである。

Hold と言えば、崩さずに"保つ"という意味であったのが、その時点から
Hold me!
そう、抱きしめて!の抱擁に変わった。

軽く抱擁しながら、Body で会話しているダンス。
目の前のダンスが、その様に見えて来た。

その瞬間から、
今迄何となく見えていたものが、確信を持って見えて来る。
自分の中に何やら自信めいたものが生まれる。

これはまた、今迄、英国、イタリア、日本と長い年月数多く受けて来たレッスンが 、
ようやくゴクゴクと、自分の中に消化される瞬間でもあった。

時に、自分には大き過ぎる!と思うチャンスが巡ってくる事がある。
でもきっと、出来るはずだから巡って来たのであろう。
感謝して取り組んで良かった。
本当にそう思う。
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2011.09.18 Sun l つれづれ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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