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先日、TVで画家「速水御舟」についての番組をやっていた。

若い頃から図抜けた才能を発揮し、日本画の革新を模索しながら、
40歳の若さで亡くなった天才画家である。

代表作に「炎舞」がある。真っ暗な背景に燃え盛る炎の渦、その上に煙りとともに舞う数羽の蛾。
見覚えのある人も多いのではないだろうか。

番組は、いかに彼が「炎」を観察していたかに迫る。
通常では見えないものを、何千分の一のシャッタースピードでカメラ撮影すると見えてくるものがある。
驚く事に、彼はそれを、画家の眼力で見切っていたようだ。
…とことん見つめようという画家の執念。

確かに画家というのは、その題材を、見つめて、見つめて、見つめ尽くす、のだろう。
その中から個人の感性で何かを抽出し表現する。

ひるがえると、私達踊り手は何を見ている、いや見るべきなのか?
音楽はもちろんだろう。
ダンス教室の壁には、鏡が張り巡らせてある。自分の写る姿も大事だろう。

でも画家が、その全てを傾けて見つめ尽くしている様に、
私達は、自分の身体の内なる感覚に、それだけの情熱と責任を持つべきではないだろうか。
とことん見つめる画家の執念…、その事に敬意とともに、羨ましさを感じる。
そこ迄、問い詰められるものを持ちたいと思う。

画家の観察眼。
踊り手の観察眼。
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2011.10.20 Thu l つれづれ l コメント (1) トラックバック (0) l top

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速水御舟素描展
速水御舟素描展
2011年 10月22日(土)-11月5日(土)
11:30a.m-6:30 p.m.(日・祝休)
中期から晩年の未公開を含む素描約20点の展示販売を致します。                    場所:ミウラ・ア-ツ 
   東京都中央区銀座8-12-6小野商ビル401 
           Tel&fax:03-3541-1327
       E-mail : miuraarts@nifty.com

2011.10.25 Tue l ミウラ・ア−ツ. URL l 編集

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